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2015年8月 5日 (水)

あの夏の日

幼い頃

道端の花を1本摘み握り締めた

開いた手のひらからその花をつまみあなたが私の髪にさしとき

私は悪戯なおすまし顔をしたのでしょうね

波打ち際ではしゃぎ

風に飛ばされた麦わら帽子を追いかけながら

あなたは走り回る私を捕まえたのでしょうね

縁側に腰をかけ

スイカを食べては種を飛ばし遊び疲れ畳の上で

眠る私をあなたはうちわであおいでくれたのでしょうね

あの夏の日から70年が経った今

もしあなたと会えていたのならこんな時があったのかなと

想像を巡らせています

あの夏の日がもう少し早く来ていたのなら

あなたは生きて帰って来ましたね

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コメント

ハゼミちゃんへ

わかってもらえて嬉しいです。

戦死した祖父のことを書きました。
一度もあったことがないのに何故か子供の頃から私の中で祖父の存在は大きんです。

生きて会いたかったです。

初めは、夏の何気ないことかと思ったのですが・・・お祖父さんの詩を書いたのでしょうか?なんだか、チョット切ない気持ちになりました。

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